2016-03-18 第190回国会 参議院 予算委員会 第17号
ブルース・ラセット教授とジョン・オニール教授、トライアングレーティングピース、日本に翻訳されていないんです、これ。高橋洋一さんの翻訳等で読むしかないんですが、間接的に。簡単に言うと、平和の三角測量という意味なんですね。 これはどういうことかというと、ラセット教授とオニール教授が実に膨大な戦争、これを分析しているんですね。一八八六年から一九九二年までの戦争、これをだあっと調べていくんです。
ブルース・ラセット教授とジョン・オニール教授、トライアングレーティングピース、日本に翻訳されていないんです、これ。高橋洋一さんの翻訳等で読むしかないんですが、間接的に。簡単に言うと、平和の三角測量という意味なんですね。 これはどういうことかというと、ラセット教授とオニール教授が実に膨大な戦争、これを分析しているんですね。一八八六年から一九九二年までの戦争、これをだあっと調べていくんです。
現代において、米国のエール大学のラセット教授が民主主義による平和と名付けたように、民主主義国家間での紛争はない、まれであると言われています。集団的自衛権も含む同盟国として緊密な関係を維持している国同士が戦争を行うことは、まずあり得ません。
先ほど、ラセット教授が民主主義国家間での紛争はないと言いましたが、日本の周辺には残念ながら民主主義とは言えない国があります。そういう意味では、軍事的危機が高まる可能性は十分あるわけで、今回の法整備による集団的自衛権行使が抑止力となるのは至極当然であると考えております。
これは民主主義国家同士は戦争をしないというイエール大学のブルース・ラセット教授、まあ猪口邦子大臣の恩師でございますが、この方の理論でもある。そういったものでかかわっている。 で、アメリカはいろんなことに口を出す、中国も嫌がる、しかしアメリカと付き合わなきゃいけないというのは分かっている。
そういう民主主義の国である中国がむやみやたらと軍事力を振り回すだろうか、いや、そうではないだろうという、例えばイエール大学のブルース・ラセット教授の理論のような考え方をアメリカは持って、中国と建設的関与という格好で向き合っている。 やはり日本なりに、中国の国益も視野に入れながら、日本の国益を実現すべくきちんとしたかかわりをやっていくことが、これから大いに問われるだろう。